青年衆せいねんしゅう




青年衆とは?

薬師寺青年衆は日本の未来を担う青少年の為に、昭和40年代から実施しています。日本の文化や歴史を学び、お寺での奉仕活動を通して、人生の生き方を考え、自己を見つめる機会として頂いております。
また、全国から集まる同世代の仲間との集団生活を通して、「他者を思いやる心」をはぐくみ、深いつながりをもった仲間を作ることを目的としています。

今日も地域や性別を問わず高校生・大学生を中心として多くの方にご参加いただき、若い力で薬師寺の伝統行事を支えていただいております。 お寺という非日常の生活のなかで自分磨きをしてみませんか。

令和 6 年 修二会花会式
ご奉仕のおねがい

薬師寺では青少年の心の育成と伝統行事の継承のため、高校・大学生を中心に「青年衆」を募集しております。薬師寺で寝食をともにしながら、伝統行事に触れていただけます。春季には平安時代より「修二会花会式」が行われ、お手伝いいただいております。
修二会花会式では、金堂に十種十二鉢の造花を飾り、壇供(餅)を供えて、七日間の法要を行います。感染症の対策を講じた上で、修二会花会式のご奉仕につきまして下記の如く募集致します。
若い皆様のお力添え賜りますようお願い申し上げます。



法相宗大本山 薬師寺

合 掌


募集要項は下記の通りとなります。


《ご奉仕期間》
令和6年 3月20日(水)~4月1日(月)  ※宿泊可能です
※宿泊でのご奉仕を募集いたします。2泊以上が仲良くなれるのでオススメです。

<ご奉仕の内容>
3月20日(水)  花さし
3月21日(木)  花さし
3月22日(金)  米磨ぎ・お身拭い準備
3月23日(土)  壇供作り・お身拭い
3月24日(日)  金堂荘厳・花会式準備
3月25日(月)~31日(日) 修二会花会式
4月 1日(月)  片付け


申込み方法
薬師寺ホームページ専用フォームまたはハガキ・FAXにてお申し込みください。

①薬師寺公式HPの申込フォームからお申し込み可能です。  期間が分かれる場合は「その他」に記入してください。

②ハガキ・FAXの場合には
 住所・氏名・学校名・学年・電話番号
 奉仕日程(来退寺時刻)を明記し
 〒630-8563 奈良市西ノ京町457 FAX0742-33-6004 
 薬師寺青年衆係までお送りください。
 ※高校生以下は保護者の同意の上、
 保護者名(印)を明記してください。

《お問い合わせ先》
担当 河野 泰隆・中野彰顕
    ℡;0742-33-6001(代表)



修正会しゅしょうえ (12月27日~1月4日)

修正会は、一年のはじめの正月に幸福の女神である「吉祥天女きちじょうてんにょ」をご本尊に迎え、一年の福徳を祈願する法要です。新年を迎える準備として12月29日には新年の鏡餅をつき、仏さまのお体を拭き清めるお身拭いが行われます。

また門松作りなど、失われつつある日本の文化を体感していただけます。また正月三ヶ日は、初詣に来られる参拝者に快くお詣りしていただけるよう、おもてなしをお手伝いいただきます。

玄奘三蔵会大祭げんじょうさんぞうえたいさい (5月4日~6日)

玄奘三蔵会大祭は、薬師寺の宗派である法相宗ほっそうしゅうの教えをインドから中国に伝えられた玄奘三蔵げんじょうさんぞう(三蔵法師)の遺徳を偲ぶ法要です。5月5日には奈良時代の芸能である伎楽が奉納され、夜には境内に並べられた約三千基の灯篭に火が灯される万灯会も行われます。

玄奘三蔵会大祭では法要の準備や参拝者のおもてなしをお手伝いいただきます。