薬師寺三大壁画特別公開
~三蔵法師の旅を描く~

イメージ

●公開日程
 〔春季〕令和6年3月1日(金)~3月15日(金)


●三大壁画みどころ法話!
期間中は毎日、僧侶が三大壁画や薬師寺のみどころを紹介します。
聞けば薬師寺がもっと面白くなるかも!
・会場 食堂 法話時間 約30分
・平日 11:00~ 14:00~ 
・土日 11:00~ 13:00~ 14:30~
・会場 食堂 
※聴聞には【白鳳伽藍 拝観料と三大壁画特別公開 拝観料】が必要となります ※申込み不要


●拝観料について
【白鳳伽藍 拝観料】
●大人 1000円●中高生 600円●小学生 200円
拝観・入堂 出来る場所 白鳳伽藍(金堂・大講堂・東院堂)



【三大壁画特別公開 拝観料】
●大人 1000円●中高生 500円●小学生 100円  
※白鳳伽藍拝観料が別途必要となります

●三大壁画


イメージ
玄奘三蔵院伽藍内 大唐西域壁画殿
 平山郁夫筆『大唐西域壁画』

2000年12月31日、20世紀最後の日、平山郁夫画伯により奉納された7場面全長49mの大壁画です。『西遊記』の三蔵法師のモデルである玄奘三蔵が旅した中国・長安よりインド・ナーランダまでの風景が描かれます。三蔵法師17年の旅、平和への祈りの壁画です。
イメージ
白鳳伽藍内 食堂
 田渕俊夫筆『阿弥陀三尊浄土図』
『仏教伝来の道と薬師寺』

食堂には「阿弥陀三尊浄土図」を中心に、「仏教伝来の道と薬師寺」が田渕俊夫画伯により奉納されています。「阿弥陀三尊浄土図」は6m四方の画面に阿弥陀如来と観音・勢至菩薩が描かれ、周囲の「仏教伝来の道と薬師寺」では中国から遣唐使船が仏教を日本に伝え、飛鳥から藤原京、平城京へとうつる旅が14面全長50mにわたって表現されます。
イメージ
慈恩殿
 細川護熙筆『東と西の融合』

慈恩殿には細川護熙氏により障壁画『東と西の融合』が描かれています。玄奘三蔵が旅した当時の文化の交流をイメージさせる「衆人奏楽」「衆人賛美」や飛天や迦陵頻伽など仏教のモチーフをフレスコで描く東西の文物を用いた全長157mの障壁画は圧巻です。